大阪市の商店街を車で暴走し、ひき逃げや当て逃げを繰り返した事件。逮捕された男は「脱法ハーブを吸って運転した」と供述しているということです。幻覚や興奮をもたらす脱法ハーブ。アメリカでも吸引後の暴走事故が起きていることがわかりました。
乗用車で暴走し、ひき逃げしたなどの疑いで逮捕された小泉武容疑者(22)。8日午後、身柄を送検されました。78歳の女性に重傷を負わせるなど、合わせて4件のひき逃げや当て逃げを繰り返した疑いが持たれています。
小泉容疑者は、警察の調べに対しこう供述したといいます。
「女性と遊ぶ予定で車を借り、脱法ハーブを吸って運転した」(小泉容疑者)
小泉容疑者は6日、車の通行が禁止されている商店街にレンタカーで進入し、およそ180メートルを暴走。防犯カメラには、小泉容疑者の車がスピードを緩めることなく買い物客の横を走り去る様子がとらえられていました。
商店街は、車1台が通るのにギリギリの道幅しかありません。小泉容疑者はこの商店街で2人にけがをさせ、そのまま逃走しました。
「看板が飛んできて、当たってから初めて『えっ』と思った」(けがをした女性)
7日の夜、母親に付き添われ出頭した小泉容疑者。調べに対し、「女性をはねた記憶はない」と容疑を一部否認しています。なぜ、こうした危険な行為を続けたのでしょうか。
小泉容疑者は、その理由について「脱法ハーブを吸っていて、誰かに追われているような気持ちだった」と供述しています。
脱法ハーブがもたらす幻覚や興奮作用。アメリカ・イリノイ州のある街でも去年6月、脱法ハーブを吸引した少年が乗用車で暴走し事故を起こしました。この事故で、19歳のマックス・ダブナーさんが死亡。母親のカレンさんは、このとき初めて脱法ハーブの存在を知ったといいます。
「マックスは友達と一緒にショッピングモールに行ったの。ここの商品は違法じゃないからって。だから購入して試してみた。吸ってみたのよ」(カレン・ダブナーさん)
事故直前に脱法ハーブを吸引したマックスさんは、「心臓がバクバクする」などと兄に電話した後、時速およそ160キロのスピードで住宅に激突したといいます。マックスさんが脱法ハーブに手を出した理由。それは「合法で安全と思っていたからだ」とカレンさんは話します。
「マックスの友達が言っていたわ。もし脱法ハーブが違法だったら、マックスは絶対に手を出さなかった」(カレン・ダブナーさん)
息子を失ったカレンさんは、脱法ハーブの不買運動を展開。その結果、シカゴ市では去年12月に販売を規制する条例が施行されました。
アメリカ・ノースカロライナ。ここに脱法ハーブの生みの親が暮らしています。1990年代に脱法ハーブに含まれる化学物質を開発したジョン・W・ホフマン博士。脱法ハーブの代表的な成分「JWH」はホフマン博士の名前の頭文字(John・W・Huffmam)からとられています。
「明らかに誰かが我々の論文を読んだようだね。95年に30の化合物について論文を発表したんだ。純粋なサイエンスだった」(ジョン・W・ホフマン博士)
博士は、開発した化学物質が大麻などの薬物と同様にどのように脳細胞に結びつくのかを研究していたといいます。
「特別な感慨はないよ。ずいぶん長く生きてきたからね。世の人々は金もうけのためには何でもするからね」(ジョン・W・ホフマン博士)
大阪市のひき逃げ事件について8日、小宮山厚生労働大臣は・・・
「脱法ハーブの問題は、いろいろと何らかの対応が必要」(小宮山洋子厚労相)
警察は、小泉容疑者の自宅の家宅捜索に着手。脱法ハーブの吸引と暴走行為の因果関係について調べを進める方針です。(08日18:15)
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